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Pythonのバージョンをpipごとアップグレードする方法

簡単ですが、意外と初心者はドキドキするので備忘録として残しておきます。

今回はWindows11での実行となります。

1.バージョンを確認する

コマンドプロンプトを開いてバージョンを確認します。

python --version

現時点でのバージョンが確認できました。

今回はPython 3.10.1をPython 3.12.2に更新したいと思います。

2.最新版をインストールする

Pythonの公式サイトを開きます。

偽サイトに引っかからないよう、しっかりとURLを確認しましょう。

Downloadsをクリックすると最新版のPythonが表示されますので、Downloadボタンをクリックします。

PATHにもチェックを入れてインストールを実行します。

完了しましたらCloseで構いません。

3.PCを再起動する

今のままだと、コマンドプロンプトでpython –versionを実行してもバージョンは古いままです。

そのため、PCの再起動を行います。

PCの再起動が完了したら、python –versionでPythonが最新版になっているか確認しましょう。

ついでに、pipのバージョンも確認してみます。

pip --version

Pythonが最新版になっていることが確認できました。以前はpipも古い状態だったのでこのようなエラーが出ていましたが、pipも最新版になったことが確認できました。

念のため、pipの依存関係も確認しておきましょう。

pip check

「No broken requirements found.」と出れば問題ありません。

続いて、アップデートが必要なパッケージがないかチェックします。

pip list -o

何も出なければ問題ありません。

ちなみに、パッケージのリストはこちらで確認できます。

pip list

まとめ

PCを再起動するだけでpipも同時にアップグレードされるのはありがたいですね(。^ω^。)

セキュリティリスクを回避するためにも、できるだけ最新のバージョンを使用するようにしましょう。

参考資料

Python公式

pipでアップデートするときのコマンド pip update

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